知的財産法実務研究会について

【市民の皆様へ】

 当研究会は、専門分野の研鑽の一環として、知的財産権に関する実務課題について、重要な裁判例等を題材として毎月定例の研究会を開催し、共同研究を行っています。
 定例研究会には、毎回多数の会員が参加し、活発な議論が行われています。時には、知財専門部の裁判官、専門の学者、知財ビジネスの担当者、国内外の弁護士・弁理士らを講師にお招きして、多角的な視点で研究を実現しております。
 また、当研究会では、科学的知見を深めるために、産業技術総合研究所、Spring-8、京都大学iPS細胞研究所、理化学研究所計算科学研究機構、未来ICT研究所といった先端科学技術施設の見学を行っております。
さらに、複数年の期間で小グループの会員(小研究班)による研究会を実施してまいりました。今までの小研究班の個別テーマは、下記のとおりです。

・商品形態模倣
・デジタルコンテンツの法的保護
・ナノテクノロジー等の新しい技術分野と知的財産権
・信託等の周辺法と知的財産権
・知的財産権の評価
・損害論
・商標法に関する判例
・知的財産法と独禁法
・共同研究開発契約
・審決取消訴訟の実務
・ITニュービジネス
・著作権法に関する判例
・AI・ビッグデータ
・知財最高裁判決
・知的財産契約の実務

 そして、当研究会では、これらの共同研究の成果について、書籍にまとめ、出版してまいりました(「出版物のご案内」欄をご参照ください)。
 知的財産法分野に関心がある方々の積極的な参加を期待しています。